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2019.11.8

西川淳

JUN
NISHIKAWA

STORY 3

モータージャーナリスト
西川淳が語る!レアな一台に
巡り合える認定中古車の魅力

前オーナーがカスタムした
特別仕様のフェラーリなど、
貴重なフェラーリに巡り合えるのも
「FERRARI APPROVED
(フェラーリ アプルーブド)」
の魅力のひとつ。
これまで9台ものフェラーリを
所有してきたという
モータージャーナリスト西川淳さんに、
フェラーリ認定中古車のメリット、
そして
フェラーリオフィシャルディーラーで
お勧めしたい一台を
専門家の目線で語ってもらった。

2019.11.8

Text: iconic 
Photo: Yoshito Yanagida 
Edit: Shigenobu Sasaki(Condé Nast Creative Studio)

※本記事に掲載している車種、販売価格は
2019年11月1日時点のものになります。

まずはフェラーリの認定中古車
についてどう思いますか?

「フェラーリを購入するにあたって、特に最初の1台を探している人にとっては、とても良い選択肢だと思います。まず昔に比べて車種の選択肢が非常に増えたということ。フェラーリってやっぱり赤や白が人気で、それはもちろん今も変わりません。でも青とか淡い色とか、滅多にお目にかかれないようなクルマの比率がグッと上がってきます。そういうクルマを新車で買える人というのは、何台も所有してきた人が多いと思いますが、それがしっかりと正規ディーラーに戻ってくる。とても良いサイクルですね。ディーラーとユーザーとの信頼関係がしっかりと結ばれている証拠です」

FERRARI APPROVEDで
購入できるモデルの選択肢が
増えていったのは
どうしてなのでしょうか?

「もともと新車購入時に自由にオーダーできるシステムはあったのですが、なかなかそんな冒険できる人なんて限られていたのです。だって見本となる現物がないのですから。イメージだけでは限界がある。『赤い内装』っていわれてもどんな赤なのか分からない。だから鉄板色を買う人が多かった。でも近年、オーナーミーティングが増えて、フェラーリがたくさん集まる機会が増えました。そして、そういう場所ではどうしても鉄板色は埋もれてしまう。だから少しずつ人とは違うモデルを求める人が増えていった。そういった傾向はここ10年ぐらいですが、ちょうどその時期、新車で販売された車両が数年で中古車として流通するようになる。すると今までは想像することしかできなかった『個性的なフェラーリ』が、サンプルとして見られるようになるわけです。『こんな仕様ありなんだ』『この組み合わせいいな』って。これがとても大きいですね」

西川さんなら認定中古車で、
どんなモデル、カラーに惹かれますか?

「これは完全に好みですが僕ならV8シリーズのようなスポーツカーのラインは落ち着いた色で乗りたいですね。グレーとか紺のボディにベージュの内装とか。逆にV12モデルは派手なのがいいですよね。『GTC4ルッソ』を赤で乗るとか。みんながしてない方向に行きたいですね。物件を見ていると黄色の『F12』とか出ていますけど、ああいうのもいい。あと古いフェラーリの色を再現したシリーズがあって、たまに卵色みたいな珍しい色を見かけますし、日本では見たことありませんが、海外では茶色の『488』とか見ましたよ。内装もグローブみたいな茶色。格好良かったなぁ(笑)」

西川さんにとって認定中古車の良さは
どこにあるのでしょうか?

「今、フェラーリの新車を買いたいと望んでも誰もが買えるわけではないのです。なぜなら買いたい人が列を作って、順次納車を待っている状態だからです。その人気ぶりはもちろんフェラーリですから凄い。いま『ポルトフィーノが欲しい』と思ったら、まずその長蛇の列に並ばないといけない。でもFERRARI APPROVEDならその時間を大幅に短縮できる。これが一番大きいですね。そしてFERRARI APPROVEDで購入することで、ディーラーとネットワークができれば、それはフェラーリ本社と関係ができるということでもあります。新車でオーダーをするときにも列に並びやすい。もちろん、最近は色々なイベントが増えていますが、それも顧客のみに案内がいくわけです。本社と関係を持つということは、フェラーリが好きな人にとって、とても重要だと思いますね。その意味でも正規販売店でクルマを買うメリットは計り知れないと思います」

昔に比べて値段もかなり
購入しやすいという意見も
ありますが、どうでしょうか?

「それも大きいですね。本当に10年ぐらいまでは認定中古車と普通の中古車では価格の差がとても大きかった。でもいまはその差が小さくなっています。理由は例えば『488』なんてすごい人気です。だから値段は高めになる。これはどんなお店だって一緒。だから価値のあるクルマの価格差がどんどん減っていく。これはどのメーカーでも言えることなのですが、フェラーリの場合は特に顕著ですね。それに加え、正規販売店での購入には条件によりますが、7年間無料メンテナンスやメーカー保障、ロードサービスが付いてます。そもそも売り出しのコンディションが抜群に違う。これは大きいです」

最後にFERRARI APPROVEDで
購入を考えている人に、
知っておくべきことはありますか?

「結構知らない人が多いのですが、フェラーリはクルマを購入したあとに交換できるパーツの数がもの凄く多いのです。そのためのカタログがちゃんとあって、ページ数が膨大(笑)。例えばブレーキの色とかホイールとかカーボンパーツもあります。つまり購入した後に好みの仕様に変えることができるわけです。例えば『このクルマ、好みなんだけどブレーキキャリパーの色だけがなぁ』なんて場合は、あとから変えるという選択肢もある。もちろんこれができるのもオフィシャルディーラーで購入する強みですね」

ロッソスクーデリアで販売されている「812スーパーファスト」の70周年限定モデル。西川さんも思わず唸った、滅多にお目にかかることができない「超」希少モデル。2018年式、走行距離350km、価格は5245万円。

次に西川さんがお勧めする「599 GTB フィオラノ」。台数は少なく、さらにこちらの色もイエロー(Giallo Modena)と珍しい。コーンス 芝 ショールームにて販売されている車両。2008年式、走行距離9326km、価格は1610万円。

スタンダードカラーのビアンコでなく、淡いクリーム色のようなカラーとなっている「カリフォルニアT」も西川さんの琴線に触れた。販売拠点はロッソスクーデリア。2015年式、走行距離3326km、価格は2271万円。

ロッソスクーデリアで販売されている「458チャレンジ」。こうした “ストラダーレ”と呼ばれるスペシャルモデルが認定中古車で流通することも少なくない。2011年式、走行1万8000km、価格は2200万円。

西川 淳

JUN NISHIKAWA

1965年生まれのモータージャーナリスト。スーパーカーをこよなく愛し、自身でも「365GT4BB」や「308GTSi」といったクラシックモデルから「430スパイダー」「612スカリエッティ」など近代的なモデルまで、これまで9台のフェラーリを購入。現在も「テスタロッサ」を所有している。

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